社会人の女子選手が出場する主要な駅伝競走大会についてまとめました。
選抜女子駅伝北九州大会
開催時期
- 毎年1月に開催(全国女子駅伝の翌週に開催されていることが多い)
大会概要
- 実業団・大学・高校のトップチームが同じコースで競う。成績は一般の部と高校の部に分かれており、実業団は一般の部となる。
2021年大会
- 2021年に開催される第32回大会は2021年1月24日(日) 午前10:10スタート
大会HPへのリンク
- 選抜女子駅伝北九州大会(外部リンク)
https://kitaq-ekiden.jp/
東日本女子駅伝
開催時期
- 例年11月第2日曜日に開催
大会概要
- 地元東北地方の6県と、北海道、関東地方、甲信越地方及び静岡県の東日本18都道県代表選抜チームが出場
2020年大会(中止)
- 2020年の第36回大会は新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から大会史上初の中止
過去の大会
- 福島テレビHP – 東日本女子駅伝 – 過去の大会(外部リンク)
https://www.fukushima-tv.co.jp/ekiden35/archive/index.html
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皇后盃 全国都道府県対抗女子駅伝競走大会(全国女子駅伝)
開催時期
- 毎年1月の第2日曜日に開催
大会概要
- 47都道府県が出場する国内で最も大きな女子駅伝大会
- 各チーム、中学、高校、大学、一般と、それぞれ違った所属から同じ都道府県のチームに一堂に会する。学生と社会人のトップランナーが同じチームでたすきをつなぐところが魅力。特に8区(中学生)から9区(アンカー・エース区間・社会人)へのたすきリレーはいつもドラマがある。
『ふるさと選手制度』が特徴
- 出場選手は原則、現在登録している陸上競技協会の都道府県チームになる。
- ただし、ふるさと選手制度によって大学選手および社会人選手は生まれ育った都道府県からも出場可能となる。
- 実業団選手が実業団に入った後も地元の都道府県代表として出場できているのは、このふるさと選手制度があるため。
2021年大会(中止)
- 2021年1月に開催が予定されていた「皇后盃 第39回全国都道府県対抗女子駅伝競走大会」は新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受け中止
大会HP
- トップページ(外部リンク)
https://www.womens-ekiden.jp/ - 大会結果一覧(外部リンク)
https://www.womens-ekiden.jp/result/result-list.html
全日本実業団対抗女子駅伝競走大会予選会(プリンセス駅伝)
開催時期
- 毎年10月中下旬に開催されている
大会概要
- 全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(クイーンズ駅伝)の予選会として2015年から開催されている。プリンセス駅伝の上位14チームがクイーンズ駅伝に出場できる。
- 走行不能に陥った選手の棄権に関する議論のきっかけになった大会。2018年の同大会で、岩谷産業の2区・飯田 怜選手が残り200メートルで走れなくなり、中継所まで四つんばいで進み、3区にタスキを繋いだことが物議を醸した。岩谷産業の監督は棄権を申し出たが、コース上の審判員は本人の続行意思を聞いてストップさせなかったと言われている。
2020年大会
- 2020年10月18日(日)に開催された第6回大会では積水化学が優勝
- この大会、積水化学の新谷仁美選手が3区(10.7キロ)の区間記録を1分15秒も縮め、区間2位に1分38秒もの大差をつけて快走した。
大会結果へのリンク
- 一般社団法人 日本実業団陸上競技連合HP – 競技会結果 – 全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(クイーンズ駅伝)<外部リンク>
http://www.jita-trackfield.jp/result-cat/result03/
全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(クイーンズ駅伝)
開催時期
- 毎年11月下旬に開催されている
大会概要
- 「実業団・女子日本一決定戦」という位置づけの駅伝大会。実業団女子駅伝の最高峰といえる。
- 出場チームは22チーム。前年の本大会上位8チームはシードとして予選を免除される。この8チームに加え、予選会(プリンセス駅伝)上位14チームを加えた全2チームが出場する。
2020年大会
- 2020年11月22日(日)に開催された第40回大会では、JP日本郵政グループが大会新記録をマークし、2年連続3度目の優勝を飾った。
- また同大会では、3区の新谷仁美選手がこれまでの区間記録34分30秒を1分10秒更新する33分20秒の区間新記録で区間賞を獲得。このときの新谷選手の10km通過タイムはトラックの1万mの当時の日本記録(30分48秒89・渋井陽子)を大きく上回る30分31秒で通過している。
- さらに補足すると、新谷選手はその12日後に行われた日本陸上競技選手権大会の女子1万mで先ほど触れた日本記録(30分48秒89・渋井陽子)を破り、18年ぶりとなる日本新記録で優勝している。
大会結果へのリンク
- 一般社団法人 日本実業団陸上競技連合HP – 競技会結果 – 全日本実業団対抗女子駅伝競走大会予選会(プリンセス駅伝)<外部リンク>
http://www.jita-trackfield.jp/result-cat/princess/